鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

馴染んできた名前

どうも、アカオビハナダイです。

今週の中頃に台風17号が過ぎ去っていった後、空気はより一層爽やかになり、朝夕も大分涼しくなってきました。台風が過ぎ去るたびに秋の気配がどんどん色濃くなっていきますねえ。

さて、今日も最近錦江湾で撮影したネタをご紹介していきたいと思います。

8月末からちょっと新しいポイントにハマっていて、今日もそのポイントでガッツリダイビング!!

その新しいポイントの浅場には泥に埋もれかかった状態の朽ちかけた大きな竹があり、その竹に寄り添うようにカエルアンコウ君がたたずんでいて、これまで私の減圧停止中の良い遊び相手になってくれていました。

しかし今日、減圧停止中に彼(彼女?)に会いに行くと、大きな竹ごと姿を消してしまっているではないですか!!ガーン!!

大した影響も無かったように見えた台風17号ですが、私の大切な遊び相手をどこかへと連れ去ってしまいました。おかげで楽しく過ごしていた減圧停止タイムが思いっきりつまらない時間に早変わり…。orz

今日はそんな在りし日のカエルアンコウ君の画像を3枚ほどアップ。どこかで元気にしてくれてると良いけれど…。

ところでこのカエルアンコウ、ご存知の方も多いでしょうが、かつては「イザリウオ」という和名が付けられていました。しかし2007年2月1日、日本魚類学会にて和名がイザリウオからカエルアンコウへと変更。

その改名の理由はイザリウオの「いざり」という表現が足の不自由な人を指す差別用語から付けられたという説があるためで、差別的標準和名を改名するということでカエルアンコウと改名されました。

そんな改名当時は私を含め多くのダイバーが馴染みの無い「カエルアンコウ」という名前に違和感を感じたものです。

しかしながら今回ご紹介した子をまじまじと観察していたら、本当にカエルみたいな魚だなあと感じたり・・・。特に今回の2枚目の正面顔なんてカエルみたいじゃないですか??もともと英名は「Frogfish」なわけだし、カエルみたいな様相からして「カエルアンコウ」という名前も悪くないですよねえ。

改名から時間が経つにつれ、私の中で「カエルアンコウ」という名前が徐々に馴染んできたんだなあとしみじみ感じた次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。



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寂しさを感じる頃

どうも、アカオビハナダイです。

今日で8月も最終日となりました。子供達の夏休みもとうとう明日までとなってしまいましたね。

昔は8月末になると夏休みが終わってしまうとかなり気落ちしたものです。そのせいか、なんだかちょっぴり寂しさを感じる時期でもあります。

そんな夏休み最後の週末、台風襲来かと数日前からやきもきしていましたが、結局最接近する前に熱帯低気圧に変わって足早に通り過ぎてしまいました。

風雨は時折激しく吹きつけていましたが、結局災害等も起こらずほっと一安心。できれば桜島の火山灰を綺麗に洗い流してほしいものですが…。

さて、今回も最近錦江湾で撮影したネタをご紹介。今回のネタも引き続き繁殖期ネタ。

浅場の砂地にて減圧停止中のとき、ヒメハゼが石の下を出入りしているのが目に留まりました。

最初のうちは特に気にもしなかったのですが、浅場をブラブラしているとあちこちでヒメハゼが慌しそうに石の下を出入りしている光景がやたらと目に入ってきます。

結局気になってヒメハゼが出入りしている石の下を覗き込んでみると、そこには石の裏にビッシリと生みつけられた卵が!!

卵保護中だったのね〜!!

しかもよくよく見ると、卵は発眼していてハッチアウト目前というカンジ。

それにしてもヒメハゼなんて浅場の泥っぽい砂地で沢山見かけるごくごく普通種なのですが、この時期にこんな風に卵保護するなんて全く知りませんでした。

よくよく見かける普通種でも、その生態はまだまだ私の知らないことばかりあんんだと改めて感じた次第でした。

これからはもっと普通種の観察にも力を入れなくちゃ!!

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。

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秋の気配

どうも、アカオビハナダイです。

日中はまだまだ暑い日が続きますが、最近なんだか空気が爽やかな感じになり、かなり過ごしやすくなってきました。夜には虫の合唱も聞こえるようになり、スーパーには秋刀魚や栗も出回るように。

やたらと暑かった今年の夏もそろそろ終盤で、いよいよ秋の気配を感じるようになってきましたね。夏が終わるのは少し寂しい気もしますが、これから始まる秋のシーズンもガッツリ楽しみたいものです。

さて、この週末は先日大爆発した桜島で潜ってきました。陸上は結構灰が積もっているのかなと思っていましたが、道路はロードスイーパーの活躍で拍子抜けするくらい綺麗になっていました。

先日の大爆発は全国ニュースでも結構大きく取り上げられていましたが、そのせいか不安に感じた観光客の宿泊キャンセルが相次いでいるそうです。

いやまあ、地元の人間にとっては桜島の噴火は日常のことですし、火山灰もいつも風下の地域には降っています。とくにそんな不安に感じる必要もないかと思いますし、観光客の皆様には躍動する桜島の雄姿をむしろ楽しんでいただきたいものです。

是非是非鹿児島においでくださいませ!!

さて、今回からはそんな桜島のふもとで取りためた最近のネタをご紹介していきたいと思います。今回のネタも、これまでのネタに引き続き繁殖期ネタになります。

今日ご紹介するのはクロイシモチ。湾奥の泥場の斜面にて、石と枯葉に身を寄せていた体長10cm近くありそうな大きな個体を見かけたのですが、なんだか妙に顎が膨らんでいました。

もしやと思い、じい〜っと観察してみると時折パクパクと開く口の中にはみっちりと卵が咥えられていました。よくよく見ると卵は発眼していて、ハッチアウトもぼちぼち近そうな感じ。

クロイシモチ自体は時々見かけるしレアな存在ではないのですが、口内保育を見かけたのは今回が初めてでした。いや、ただ全身真っ黒で地味な存在だからそんなに熱心に見なかっただけという話かもしれませんが…。

まあ、夏の時期に必死で子育てに励むテンジクダイのお父さん達には頭が下がる思いがしますね〜。我々人間も見習わなくてはと思った次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


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万花繚乱

どうも、アカオビハナダイです。

台風12号が宮古島地方に接近中ということで、南西諸島方面は波が高く結構しけているようですね。

ここ最近は勢力の強い高気圧のせいで全く台風が来ず、やたらと暑い夏となっていたせいで海水温が異様に高く、サンゴの白化現象の発生が懸念されているところでした。

台風が接近中の地域の方々には少々申し訳ないのですが、この台風で海水が拡販されて、うまい具合に高水温にも歯止めがかかってほしいものです。

さて先日18日、全国版のニュースやメディアで桜島が大きな噴火をしたとかなりのニュースになっていました。

降灰量も通常の噴火と比較して10倍にもなったということ。幸い今回は私の住んでいる地域は灰が降った方向とずれていたので、私自身は降灰の影響を受けませんでしたが、今回の灰が私の町に降っていたらかなりうんざりしたことでしょうね。

奇しくも来年1月は大正噴火100周年ということで桜島が注目を集めつつある矢先のことでした。桜島のマグマ蓄積量も大正噴火直前の9割のレベルにまでなってきているということで、今回の噴火で大噴火への警戒もかなり高まった模様。

改めて桜島の持つすさまじいエネルギーに圧倒された次第です。

さて、今回はそんな桜島の眼前に広がる湾でのネタをご紹介。

7月後半から今月頭までの4週間、週末はひたすらワイドレンズ一本でとある光景を狙っていました。その光景とは、この時期に出現するアカオビハナダイの雄の群泳。

このオスの群泳、もともとメス達が群れていたものが初夏に一斉に性転換してオスの群れになり、その後縄張りを勝ち取ったオスたちは群れから離れていくそうです。そのためこのオスの群泳はこの時期限定の光景です。

昨年も夏はこの光景をひたすら撮影しまくったのですが、結局満足できる画像は撮れずじまいでした。そこで今年も改めてこの群泳にロックオン!!

で、4週間連続で狙ったわけですが、結果はというと今年も満足できる画像は撮影できませんでした。がっくし…。orz

とりあえず今シーズン撮影した画像の中でお見せできるのが今回の2枚。まあ、本当はもっと凄い光景なんですけどね…。百花繚乱というより万花繚乱といったカンジ!!

ともかくしつこく来シーズンも狙いますよ〜!!

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。



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もう一方もご紹介。

どうも、アカオビハナダイです。

お盆に突入すると、そろそろ平野部にもヒグラシが鳴き始め、朝夕は涼しい風が吹くようになってそろそろ夏も終盤かなあなどといつもならば思うはずなんですが…。

高知県では連日40℃超の気温を記録して話題となっていますが、私の住んでいる街でも連日最高気温が35℃を超えています。なんとかならないもんですかね、この暑さ…。

しかも各地のダイビングサービスのブログを見ていると、水温が浅場で30℃になったりと水中の環境まで異常な状態になっているようです。これからサンゴの白化とか悪影響が出てくるんでしょうか??あまり影響が出ないうちに水温も例年並みに戻ってほしいところです。

さて、今回も先月中旬に佐多で撮影したネタをご紹介。

前回の記事でキンセンイシモチのライン型とドット型がそれぞれキンセンイシモチとスジオテンジクダイの2種に分かれた話をし、スジオテンジクダイの卵保護の画像をご紹介したところでした。

で、スジオテンジクダイの卵保護の画像をご紹介したとなると、やはり次はキンセンイシモチの卵保護の画像をご紹介せねばと思うわけでして…。

で、スジオテンジクダイの卵保護個体を探している際に、当然のごとくキンセンイシモチの卵保護個体の撮影もしていたので、今回はその画像をご紹介。

このキンセンイシモチの卵保護個体、1本目の減圧停止中にあっさり見つかったうえに、愛想よく口もパクパク開いてくれました。おかげで卵を咥えている画像もすんなりゲット!!

まずは1枚目。口を開いた瞬間を全身も確認しやすいアングルで撮影。前回の記事の子と見比べてもらえれば分かり易いのですが、体を走る一番下の白線が綺麗なライン状になっているのが分かります。これがもともとキンセンイシモチ・ライン型と言われ、今回の日本産魚類検索図説第3版でもキンセンイシモチとされたタイプの特徴になります。

で、2枚目は正面顔。なかなか愛嬌のある顔ですが、やはり目と卵の両方にピントを合わせるのは被写界深度的に無理がありました。まあ、これはこれで面白い画像かと。

3枚目は目にもピントを合わせつつ、卵にもピントがくるように撮影してみました。1枚目と比べると口の開き方が小さいですが、卵はくっきり確認できます。

やはり綺麗なテンジクダイは口内保育も絵になりますね〜。ハッチアウトの瞬間を見てみたいところですが、やはりナイトダイブが許される環境じゃないと難しいですよね…。

いつかどこかでハッチアウトも見たいなあ…。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


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鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


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