鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

同じ反省の繰り返し・・・

どうも、アカオビハナダイです。

早いものでもう6月も終わりですね。正月からもう半年が経ったなんて、時間の流れってこんなに早かったっけと首をかしげるばかりです。

とはいえ、やはり梅雨が明けないと夏が来たという気分はしません。今年はあとどれくらいで梅雨が明けるんでしょう??

さて、今回も引き続き5月下旬の佐多でのネタをご紹介したいと思います。

前回ご紹介したノコギリハギが群れていたオドリカラマツには、モンツキベラの幼魚も群れていました。しかもこいつらも、何故だか群れていたのはこのやたらと撮影しづらい大岩の中腹に着生しているオドリカラマツにだけ…。

とはいえ、逃げ惑うノコギリハギ幼魚と比べ、このモンツキベラ幼魚はのんびりとしていたので、中性浮力を取りながらでも比較的撮影しやすかったです。

しかしながらこのときは血眼になってノコギリハギ幼魚を撮影していたので、モンツキベラはなんとなく数枚撮影しただけでした。

しかし後から画像をチェックしてみると、いかにもやっつけ仕事といいますか、もっと色々考えてさつえいすれば良かったと後悔…。

もっと開放気味に撮影してバックのオドリカラマツをメルヘンな感じにすればよかったかなあと思ったり、あえてさらに絞ってガッチリ黒抜きしても良かったかなと思ったり…。

やっぱり適当な気持ちで被写体に臨まないといけませんね。少なくともひとつの被写体には時間の許す限り極力沢山シャッターを切るべきかなと反省した次第でした。

…ってまあ、これまで幾度となく同じ反省を繰り返しているんですけどね。進歩が無いと言いますか、成長しないと言いますか…。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


続きを読む »

梅雨真っ盛りですね。

どうも、アカオビハナダイです。

ここ連日バケツをひっくり返したような雨が降り続いていて、まさに梅雨真っ盛りというカンジです。まあ、ここ数年6月末からスコールのような激しい雨が降るようになり、梅雨明けまでそんな天気が続くので、例年通りの梅雨といったところでしょうか。

それにしても土砂災害には気をつけたいものです。

さて、今回からは5月下旬に佐多で撮影したネタをご紹介していきたいと思います。今日ご紹介するのはノコギリハギの幼魚。

水深23m付近に鎮座している高さ5m位の大岩周辺のソフトコーラルを探索していたときのこと。大岩の中腹に着生しているオドリカラマツに小さなノコギリハギのチビ達が群れているのを発見!!

あまりの可愛さに思わずカメラを向けようとするも、つるっとした大岩の中腹には体を固定できる場所もないわ、潮がそよそよと流れるわ、レンズを向けるとノコギリハギのチビたちは逃げ惑うわ…。

これは無理だと一旦諦めて周辺のソフトコーラルを探索するも、なぜかどこにもノコギリハギの幼魚は見当たらず…。

そして再度腹をくくって中性浮力を取りつつ潮の流れに逆らいながらノコギリハギのチビたちを撮影すること200枚以上…。

だめだこりゃという感触ばかりの撮影だったのですが、帰ってからパソコンで見てみると、なんとか人様に見せられる画像が見つかりました。それが今回の2枚。

いや〜、数打ちゃ当たるもんですね〜。

さてこのノコギリハギの幼魚、最も小さい時期は全身が黄色っぽいそうですが、今回撮影した子達はすべてその時期は過ぎていたようでした。

それでも今回撮影した子達も充分小さないわゆる「タマシイ」サイズだったんですけどね〜。

来年は黄色い極小サイズのおチビちゃんを探索してみたいと思います。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


続きを読む »

取り残された者達?

どうも、アカオビハナダイです。

ここ二週間以上体調があまり良くなく、週末は二週連続で海に行けない状態が続いています。今度の週末こそはダイビングをと目論んでいますがどうなることやら…。

さて、5月中旬のアマモ場ダイビングでのネタは今回が最後となります。最後にご紹介するのはリュウグウハゼ。

アマモが生い茂っている浅場からちょっと深場に向かって泥の斜面を降りていったところ、水深10mを越えた辺りでキヌバリに似たハゼが十数尾の群れで泳いでいるのを見かけました。

私自身、このハゼを肉眼で見るのは初めてだったのですが、すぐにピンときました。

リュウグウハゼ!!

この子は私の師であるD氏の写真集「桜島の海へ」にも登場するのですが、その中にも記載があるとおり、本来の分布域は九州北部以北とかなり北寄りの分布域となっています。

鹿児島県本土の外海でも見たことはないし、出現記録の報告は聞いたことがありません。ただ、これまで錦江湾の湾奥部には生息しているという事は聞いていて、今回私自身の目で初めて確認することができました。

それにしてもなぜ周辺海域には生息しないリュウグウハゼが、ひっそりと鹿児島湾奥部にだけ生息しているのでしょう??

これは私の勝手な推測なのですが、もともと海水温が低い時代には(現在の)鹿児島県海域周辺にも生息していたものの、海水温の上昇とともに分布域を北に移動していったのではないでしょうか。

それがたまたま錦江湾に生息していたものは北上して湾奥部に移動したものの、そこから移動することもできずに結局そこに取り残されてしまったんじゃないかと勝手に考えているところです。

何はともあれ、今後リュウグウハゼを掲載した魚類図鑑が出る場合は、是非とも分布域に錦江湾も記載していただきたいものです。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


この子はちょっと小さめだけど若魚?このでっかい子は立派な成魚かな?

次の世代へ

どうも、アカオビハナダイです。

yagi君、最初の予報では鹿児島直撃かと思いきや、どんどん東の彼方へと外れていきました。こちらとしてはホッと一安心なのですが、台風の進路方向近辺の方々はどうぞご注意くださいません。

さて、今回も5月中旬のアマモ場でのお話をしたいと思います。

5月中旬ともなるとアマモ場はいよいよ終盤となり、アマモ自体も倒れて枯れはじめてきました。

そんな中、アマモの葉をよくよく観察してみると、あちらこちらで茎の中に種ができているのが確認できました。

まず今回の1枚目の画像、ちょっとピンぼけですが茎がぶつぶつと膨れ上がっているのが分かるでしょうか?この中にアマモの種が形成されています。

そのほか、今にも茎から種がこぼれ落ちそうなものもありました。それが今回の2枚目の画像。緑色の種が今にも海底に向かって落ちていきそうです。

そしてちょっと「おっ!!」と思ったのが今回の3枚目。アマモ場の周りに漂っていた枯葉が種を抱きかかえているのを見つけました。

枯葉だと漂いやすいし、種を抱えたまま枯葉となって海中を漂えばアマモ場の分布域を拡散させるには素晴らしい戦略だなあと関心したところ。

しかしこれはたまたまだったのかな??アマモがこんな繁殖戦略を意図的に行っているとしたら凄いんだけれど…。

ちなみにアマモの種は海底に落ちたあと成熟して黒くなり、そのまま海底の砂の中で高水温期を過ごし、秋になって水温が下がってくると発芽するとのこと。

ところでアマモって、ご存知の方も多いとは思いますが、日本各地で通常見られるものは地下茎を張り巡らせた多年性植物なのですが、アマモの分布の南限となる鹿児島海域に生育しているものは実は単年性で、水温が高くなる初夏の頃には完全に枯れて無くなってしまいます。

かつてはこの単年性のアマモは多年性のアマモと別種なのではないかと議論されたようですが、結局現在のところ同種ということで落ち着いているようです。

この単年性と多年性の違いって、分布の南限となる鹿児島海域では夏の水温が生育するには高すぎるとか、環境の違いでこうなったんでしょうかね??真相はいかに…??

というわけで、冬の間に思う存分楽しませてもらったアマモ場も、これから夏にかけて完全に消失してしまいます。来年もアマモ場が形成されるかどうかは、まさにこの初夏に海底に生み落とされた種にかかっているわけです。

来年もまた無事にこの場に立派なアマモ場が形成されますようにと、今回見かけた種たちに念をこめた次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


続きを読む »

ゆりかごの中のハンター

どうも、アカオビハナダイです。

ちょっと前まで梅雨空な日が続いていたかと思えばいきなり天気の良い暑い日になったりと、コロコロと天気が変わる今日この頃。

日中の気温も暑かったり涼しかったりで日によってコロコロ変わり、一週間前に引いた風邪がまだ治りません。まあ、風邪が治りづらいのは年をとったせいというのも大きな要因かもしれませんが…。

さて、今回も先月中旬に潜ったアマモ場でのお話。

前回は倒れ始めて観察しやすくなったアマモ場の中にドロメがたくさん佇んでいたとお話をしたところですが、アマモ場の中にはドロメ以外にも色々な小魚が確認できました。

その中でも気になる存在だったのが今回ご紹介するカサゴの稚魚。体長が5cm前後の子達がアマモの中で気配を殺すように佇んでいるのが目に付きました。

カサゴはれっきとした肉食魚ですが、やはり小さい稚魚の段階では他の肉食魚のエサになってしまうのかアマモの影にひっそりと隠れています。

しかしながら稚魚といってもカサゴはカサゴ、やはりこの小さなカサゴもおそらく肉食性。ということは、このカサゴの稚魚はドロメなど他のアマモの中の小魚達をエサにしているのでしょうか。

そうするとこのカサゴの稚魚は、アマモ場をゆりかごとしてだけではなく餌場としても活用しているということですかね〜。そう考えるとアマモ場を最もうまく活用しているのはこのカサゴたちなのかも…。

アマモ場は小魚達のゆりかごなんて言われますが、このゆりかごの中でも熾烈な生存競争が繰り広げられているんでしょうね…。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


続きを読む »

 | HOME |  »

最近のエントリー


最近のコメント


最近のトラックバック


カレンダー

05 | 2013/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

月別アーカイブ


カテゴリー


リンク


プロフィール

アカオビハナダイ

Author:アカオビハナダイ
鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


検索フォーム


RSSリンク


PoweredBy

Powered By DTIブログ


お小遣い稼ぎ!
スマホでお小遣い稼ぎ!
DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約