鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

今年を振り返ってみまして…

どうも、アカオビハナダイです。

いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。今年も残すところあとわずか。このブログも今回の記事が今年最後の記事となります。

今年は東日本大震災という日本にとって未曾有の大災害が襲った年でした。津波のみならず、原発事故により未だに復興のめどの立たない地域もあり、それを思うとなんともやりきれない気持ちになります。

一方で被災地から偶然にも遠く離れた場所で過ごす私の周辺では被害というものはなく、ありふれた日常を当たり前のように過ごせることが実は本当に幸せなことなんだということを改めて感じさせられました。

お陰様で、私な幸せなことにこの一年も思う存分大好きなダイビングを楽しむことができました。そこで今回は、この一年間で記憶に残った画像をご紹介していきたいと思います。

まずは1枚目に、私がホームグランドとしている種子島で撮影した画像をご紹介。この子はチョウガイカクレエビ。

元々夏に屋久島でアコヤガイの中に生息していたのを見かけたのですが、その時は場所が悪くてまともな写真を撮れずじまい。その後も諦めきれずに探し続け、秋も深まった頃に種子島でようやく見つけたものです。

見つけたときは大興奮で、液晶画面でバッチリ撮影できたのを確認できたときは思わず水中でガッツポーズしてしまいました。いや〜、ホント嬉しかったなあ。

続いて2枚目は種子島と並んで私がホームグランドとして潜り込んでいる屋久島での画像をご紹介。

もともとガイドのしげるさんにコブシメの求愛・産卵行動が見たいとずっとリクエストし続け、今年の5月に産卵場となっている場所に連れていってもらいました。

そこには20個体程度のコブシメ達が集結して求愛・産卵・喧嘩などを盛んに行なっていたのですが、そのコブシメ達に混じって1ペアのトラフコウイカが産卵を行なっていました。

そのコウイカペアを観察していた時、なんとコブシメの♂達がコウイカ♀に猛アタック!!あげくの果てにはコウイカ♂を差し置いて、コブシメ♂がコウイカ♀に襲いかかって交接してしまいました!!

まさか異種交接しちゃうなんて…。あまりにショッキングな光景で、間違いなく今年最大の衝撃画像です。せっかくだから年賀状に使おうかなとも思ったのですが、あまりにアブノーマルすぎると思ってやめておきました…。

そして3枚目が毎年夏の恒例となっている奄美ツアーでの写真。大本命はオイランハゼの求愛ホバリングだったのですが、そちらは思うように撮れずしまい…。

しかしながら同じ場所で盛んに鰭を広げる婚姻色のタカノハハゼを発見。釘付けになって撮影をしていたら、鰭全開のアクビショットというミラクルな写真が撮れちゃいました!!ラッキー!!

こうやって振り返ってみると、今年はかなり充実したダイビングライフを送ることができました。来年も充実した年になりますように…。

それでは今年はこの辺で締めくくりたいと思います。今年一年、このブログを見てくださった方々に感謝感謝。来年もどうか当ブログを宜しくお願いします。m(_ _)m

それでは皆さん、良いお年を!!

続きを読む »

Facebookの威力

どうも、アカオビハナダイです。

今日は仕事納めでした。今年一年を振り返ってみると、やり残したことが山のよう…。まあ、いつもの事なんですけどね…。

さて、今日も引き続き先日の屋久島ネタをご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介するのはクロコハゼ。先日の河口ポイントで最も多く見かけた優先種。しかしながら当初、名前が全くわかりませんでした。

最初はクモハゼ属の子かと思ったのですが、雰囲気は似ているもののなかなか特徴が合致するものは見つからず…。

するとガイドのしげるさんがFacebookでハゼに詳しい人たちに呼びかけて調べてもらったところ、クロコハゼであることが判明。

最近世間に疎い私の周りでもFacebookがかなり流行りつつありますが、Facebookってホント便利ですねえ。短時間でいろんな人達とコミニュケーション取れちゃうから凄いよなあと改めて感心。

このクロコハゼ、地味ですが体色のパターンが個体ごとにてんでんバラバラ。どうやら複数種に分かれるのではないかという話もあるみたい。そのせいか、標準和名はあるものの、学名は決まっていない模様。

いるところにはこんなにうじゃうじゃいるというのに、まだまだ謎に包まれた子なんだなあと感じた次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。




続きを読む »

ニコちゃん大王

どうも、アカオビハナダイです。

しばしブログ更新をサボっている間にクリスマス寒波が全国を襲い、ここ種子島もかなり冷え込んだ日が続いています。

ブログなんて更新せずに布団の中でまどろみたいという欲求を抑え、残り少なくなってきた年内に極力手持ちのネタをご紹介していきたいと思います。

今日も連休前からの引き続きで、とある河口のフカフカ泥場で出会ったネタをご紹介。今日ご紹介するのはカマヒレマツゲハゼ。

このハゼ、「日本のハゼ」図鑑を見てみると分布域が静岡県と奄美大島以南となっています。静岡はイレギュラーに出現したんじゃないかというきもしますが、どうやらマングローブ域を好む模様。

近似のマツゲハゼに一見そっくりですが、見分けるポイントとして分かりやすいのは体背側に小黒斑が多数あるといったところ。

今回ご紹介する写真の1枚目は、ちょうど2匹が鰭全開で喧嘩(威嚇しあって)いたところ。タイミング的にはバッチリだったけれど、背景にモヤモヤしたサーモクラインが写り込んじゃったのが少々残念…。

この子を撮りつつ、奄美で見かけたオニサルハゼの正面顔はなかなか面白かったことを思い出し、早速正面顔の撮影にチャレンジ!!

極めて臆病な子ばかりだったけど、その中でも比較的愛想のよい子を発見し、粘ること数十分。撮影できたのが今回の2枚目。

超カワイイ〜!!

触覚の具合がまるで「アラレちゃん」に出てくるニコちゃん大王みたい!!あるいはナメック星人。鳥○先生はカマヒレマツゲハゼをモチーフにニコちゃん大王のデザインを考案したのでしょうか?

…んなわけないか…。

それにしてもこの正面顔を見て、この子も世界征服を企んでいるんだろうかとお馬鹿なことを考えた次第でした。

とりあえず今日はこのへんで。ではでは。


続きを読む »

デカ過ぎ…

どうも、アカオビハナダイです。

寒い日が続きますね。これからどんどん海に行くのが億劫になってくる時期となってきました。もうすぐ冬至ですもんね。

そんな寒い日に潜る時のアイテムで、意外なモノをウエットスーツの中に仕込むと暖かくなるという話を聞きました。

そのアイテムとは、なんと「バブ」!!

そう、あの入浴剤。ネタ元はガイドのしげるさんの奥さん(和枝さん)。試しに和枝さん手作りの環境にやさしいバブをしげるさんが使ってみたところ、かなり暖かかった様子。

そんなことを聞いてかなり驚いた訳ですが、ネット上の反応を見てみると。意外と多くの人が実践している模様。

知らんかった…。

しかし年齢と共にどんどん冷たい水に耐えられなくなってきつつあるというのに、そんなアイテムを使ったらさらに寒さに弱くなりそう…。

私はもうしばらくそんなアイテムに頼らず頑張ってみたいと思います。

さて、今日も引き続き、先月屋久島の河口域で撮影したネタをご紹介していきます。今日ご紹介するのはインコハゼ。

このインコハゼ、「日本のハゼ」図鑑を見てみるとマングローブ域に生息している模様。私もこれまで奄美大島のマングローブ域で何度か観察しました。

分布域は琉球列島以南。もしや屋久島が北限域かな??

今回の写真の子は体長が10cn程度の若魚。他にも15cm以上はありどうな成魚も沢山いましたが、今回カメラに装着していた105mmでは大きすぎてフレームアウトしてしまいます。

ちなみに今回の写真の子は第一背鰭の第二刺と第三刺がそれほど伸長していませんが、成魚になるとこの二本の刺がビヨーンと伸長します。そんな成魚の鰭全開シーンはなかなかの見もの。

いずれまたそのうち、今度は60mmマクロで立派な成魚の鰭全開ショットにチャレンジしたいと思います。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。

続きを読む »

私キレイ?

どうも、アカオビハナダイです。

昨日までの寒い天気からガラッと変わり、今日は快晴のポカポカ陽気な一日でした。おかげで昼食後の運転で睡魔に襲われる羽目になりましたが…。

さて、今日も先月屋久島に行った時のネタをご紹介したいと思います。

前回の記事で絶滅危惧種であるヤエヤマノコギリハゼをご紹介しました。このヤエヤマノコギリハゼは基本的にマングローブの生い茂るような場所に生息しているとか。

今回潜った河口にはマングローブは一切生えていません。ただ、以前潜ったときは気付かなかったのですが、このポイントの底は枯葉などが溜まっていたりするフカフカの泥場になっています。

底質だけ見ればまさにマングローブポイント!!

そこでこの泥場に何かいないかと探してみると、まさにマングローブ域に生息しているような子達と沢山出会えました。中には初めて見る子もいたり!!

何種類かは屋久島初記録だった模様。そこで今回からしばらく、そのとき見かけた子達をご紹介していきたいと思います。

今日まずご紹介するのはクチサケハゼの若魚。

名前だけ聞くとはるか昔(私が小学生の頃)に噂話が流行った口裂け女という妖怪を連想してしまいます。

噂話はたしか道端でマスクをした綺麗な女性が「私キレイ?」と質問してきて、マスクを取ると口が大きく裂けた恐ろしい妖怪だったという内容でした。

そんなおどろおどろしい妖怪とは裏腹に、このクチサケハゼは大きな口がチャームポイントのとってもキュートなハゼ。全身の写真が今回の1枚目。

この子は以前奄美大島のマングローブポイントでも出会ったことがあり、その時正面顔を撮影したらとっても可愛く撮れた記憶があります。

というわけで正面顔写真の撮影にもチャレンジ!!そんなこんなで撮れたのが今回の2枚目。なかなかキュートでしょ?

もしもこの子から「私キレイ?」と聞かれたら、私はきっとこう答えるでしょう。

「あなた、とってもキュート!!」

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。

続きを読む »

 | HOME |  »

最近のエントリー


最近のコメント


最近のトラックバック


カレンダー

11 | 2011/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別アーカイブ


カテゴリー


リンク


プロフィール

アカオビハナダイ

Author:アカオビハナダイ
鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


検索フォーム


RSSリンク


PoweredBy

Powered By DTIブログ


DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約