鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

生みたてタマゴ

どうも、アカオビハナダイです。

九州南部は昨日とうとう梅雨明けしてしまいました。去年より22日、平年より16日も早いとか。まさか6月中に梅雨が明けるなんてねえ…。

海の中は季節の移り変わりが1ヶ月ほど後にずれているけれど、陸の上はもう真夏到来といったところ。昨日も今日も暑い一日でした。

水温はもうちょっと上がって、気温はもうちょっと抑え気味なほうがちょうどいいんですけどねえ…。

さて、今日も先日の屋久島で撮影したネタをご紹介したいと思います。前回に引き続き、今回もタマゴシリーズです。

今日ご紹介するのはクマノミの産卵。今回たまたまクマノミの産卵シーンに出会うことができました。

イソギンチャクの付け根にある岩の一角がクマノミ親魚に綺麗に掃除されていて、メスがその整えられた産卵床に鮮やかな赤い卵を次々に産み付けていきます。

このクマノミの卵、色鮮やかなだけでなく大きさも比較的大きいため、前回のコガネスズメダイと比べるとかなりフォトジェニック。

で、今回の1枚目がちょうどメスが岩に卵を産み付けているところ。輸卵管を伸ばして岩に押し付けているのが分かるでしょうか?

メスが卵を産みつけると、すかさずオスがその後をトレースして生みたての卵に精子をかけていきます。その画像が今回の2枚目。

クマノミなんて鹿児島本土や熊毛海域ではごくごく普通に見られる普通種の代表格ですが、産卵真っ只中のシーンに出くわしたのは今回が初めて。普通種とは言え、やっぱり繁殖のシーンはちょっと神秘的な雰囲気がありますね。

しかしやはり親魚のサイズからするとAPS-Cサイズ機と105mmマクロの組み合わせではちょっと撮影はキビしかったような…。

いつかそのうち60mmマクロで改めて狙いたいなあと思った次第でした。


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卵ちっちゃすぎ!!

どうも、アカオビハナダイです。

予想通りといいますか、ここ種子島の海はかなりのビッグウエーブが押し寄せてきています。ビーチには浮き足立ったサーファーがいっぱい。

しかしダイビングはとても無理…。というわけでこの週末もNon Dive。今日も潜るつもりだったんですけどねえ…。台風5号め…、メアリーなんて可愛い名前しやがって…。来るなら平日来やがれ〜!!

…イカンイカン、平常心平常心。

さて、今回も先日屋久島で撮影したネタをご紹介します。

前回の記事でアオスジテンジクダイの口内保育をご紹介しましたが、この時期はテンジクダイ類の他にスズメダイ類も一斉に繁殖期を迎えます。水中ではあちこちでオス同士のケンカや求愛行動、卵保護などを観察することができます。

そんなスズメダイ類の繁殖行動の中から今回ご紹介するのは、コガネスズメダイの卵保護。いたるところで卵をかいがいしく世話しているのを見かけました。

で、コガネスズメダイの卵はどんなものかと言いますと、とにかく小さい!!パッと見どこの卵があるのか分からないくらい。親魚がウロウロしている白っぽい場所をよ〜く観察してみると、その白っぽいものが卵というのがようやく分かるレベル。

ちなみにやはりあちこちで繁殖行動を行っていたミツホシクロスズメダイたちの卵も同様に極めて小さな卵でした。

そのコガネスズメの卵を105mmマクロで最短まで寄って撮影したのが今回の1枚目。白っぽいところが卵というのが分かるでしょうか?ほんとマジで小さい…。卵がもっと大きいと卵保護の撮影写真ももうちょっと見ごたえのあるものになるのでしょうけどね。

しかし卵が小さくても親魚の卵に対する愛情に変わりはないわけで、かいがいしく胸鰭で新鮮な空気を送ったり卵の周りのゴミ取りしたりと一生懸命献身的に世話をしています。

そんなスズメダイ親魚達の献身的な卵保護行動を見て、どの生物もやはり親から子への愛情はとても大きいものなんだなと実感した次第でした。

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口の中に

どうも、アカオビハナダイです。

奄美大島エリアはとうとう梅雨明けしましたね。こちら種子島・屋久島地方も、昨日・今日とまるで梅雨が明けたかのような快晴の真夏日でした。あ〜づ〜い〜!!

もしかして梅雨明けたかなあと思いつつも、周りではまた前線が降りてきてもうちょっと梅雨が続くんじゃないかという意見が多数。

基本的にここら辺のエリアでは梅雨明けは7月中旬頃というイメージが強いから、6月中の梅雨明けと言うのはちょっと早すぎるかなあ…。

それにしても心配なのが台風5号。どうもこの週末、ここいらの近くを通り過ぎていくような予想になっています。今年は水温が低いくせに台風がやたらと発生。しかも週末狙い撃ちとはどういうことですか〜!!

まあ、心を落ち着けて今回から先日の屋久島ネタをぼちぼちご紹介していきたいと思います。

今回の屋久島での目的はジョーフィッシュの口内保育とハッチアウト。しかし狙っていた子は私がお邪魔した日の早朝にハッチアウトしちゃった模様…。がっくし…。 orz

またうまい具合に口内保育しているジョー君も見つからず、結局ジョー君は大ハズレの結果となってしまいました。あ〜あ…。

しかしこの時期海の中はジョー君以外にも繁殖期を迎える子たちがとても多く、非常ににぎやかな雰囲気となっています。というわけで、今回は繁殖期真っ盛りの子達をご紹介していきたいと思います。

そんなこの時期繁殖期真っ盛りの代表格といえばテンジクダイ類。クロホシイシモチやキンセンイシモチ、リュウキュウヤライイシモチなど見かけるほぼ全ての子達がペアになってオスが口に卵をほおばって口内保育しているシーンを見ることができます。

特に口をもごもごパクパクして口内の卵をよく披露してくれたのが今回のアオスジテンジクダイのオス。サービス精神旺盛な彼に私も目が釘付けとなってしまいました。

よくよく卵を観察すると、卵の中の子達はすでに発眼しており、比較的発生段階が進んでいる模様。ジョー君の放仔行動も迫力ありそうだけど、テンジクダイ類の子供達が口の中から旅立っていく姿も圧巻でしょうね。

そんなテンジクダイの子供達のハッチアウトシーンもいつか必ず見てみたいなあと強く思った次第でした。

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新たな生命

どうも、アカオビハナダイです。

この週末は屋久島で潜ってきました。早速撮れたて新鮮なネタをご紹介したいところですが、もうちょっとだけ前回の種子島ネタをご紹介したいと思います。

今日ご紹介するのはコウイカの卵。ここ最近になって転石の下にくっついているのを結構見かけるようになってきました。

ちなみにこのコウイカの卵に関しては、昨年5月25日の記事にも書いていて、この時はハッチアウトも確認しています。

この時の記事ではコブシメの卵かなあと書いていますが、ここ最近になって今回のような転石の下にぶら下がるような卵はコウイカのものだということを知りました。おそらくここら辺でよく見かけるトラフコウイカのものでしょうか。

今回確認した卵の中の子はまだ卵黄をかかえており、ハッチアウトまでもうちょっとかかりそうなカンジ。昨年の観察状況からしてやはり1ヶ月ほど遅れているといったところ。

それにしても卵のなかでクルクル動き回る幼体はとても可愛らしく、なおかつ神秘的なものに見えたりします。

この卵をバックライトで照らし出せればクッキリ浮かび上がった姿を映し出せるのでしょうが、残念ながら背後から照らせそうな位置にある卵を見つけることができず…。

うまくいけば近いうちにハッチアウトを観察できそうなので、今後も観察を続けてみたいと思います。

とか言って、この週末にハッチアウト終わってたりして…。


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大爆発!!

どうも、アカオビハナダイです。今日も種子島の旬なネタをご紹介。

春になって以降、浅場でやたらとキタマクラのおチビちゃん(一部の人たちはマメマクラと呼んでいる様子)が目に付くようになってきました。

で、先日種子島のいつものポイントに潜ってみると、体長が5cm弱程度のキタマクラの若魚が浅場のいたるところにウジャウジャ…。

なんだかまるでクロホシイシモチの群れみたい。こんなにキタマクラがウジャウジャいる光景は見たことがありません。まさにキタマクラが大爆発!!

どれくらい多いかを表現するために、群れを遠巻きに撮影したのが今回の1枚目。あくまで記録として(しかもマクロレンズで)撮影したので、少々お見苦しいですがご容赦を…。

いったいなんでこんなに大増殖したのでしょう?これも低水温のせい?水温がキタマクラの生息に好適な状況になったってこと?う〜ん…。

しかし撮影すると目はエメラルドグリーンにキラキラ輝き、おちょぼ口も相まってとてもラブリーだったりします。うん、マジで可愛いなあ。

しかしその可愛さとは裏腹に、皮膚には強毒のテトロドトキシンが…。名前の由来も「食べたら死んで北枕で寝かされる」というもの。あな恐ろしや…。

まあ、可愛い子ほど強烈な毒があるってことですかねえ…。



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鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


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