鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

念ずれば通ず

どうも、アカオビハナダイです。

この夏は殆ど台風が無かったなあと思っていたら、ここ数日でポコポコと発生してきました。ここら辺は台風7号の直接的な影響は無いようですが、海は大時化の模様。週末には落ち着くといいんですが…。

さてさて、本日も引き続き先日の奄美ネタを放出していきます。今日ご紹介するのはイレズミハゼ属spです。和名はまだありませんが、英名でオレンジコンビクトゴビーと呼ばれている子です。

この子はもともと主な分布域は東南アジアのようですが、昨年は和歌山に出現して新聞を賑わせたりしておりました。

もともとハゼ科の中でもイレズミハゼ属が好きな私はいつかこの子を見てみたいなあなどとぼんやり考えていたところ、a-kさんのHPで今年の夏の初めに奄美で出現したという情報が!!というわけで、早速a-kさんにリクエスト!!

で、連れて行ってもらったちょっと深場の枝サンゴの中を覗くと、そこには2ペアのオレンジ君たちが!!しかもサンゴの奥では卵保護している子が!!繁殖してますがな!!どんどん増えちゃってください!!

さらに嬉しいことに、1個体とってもサービス精神旺盛な子がいてくれました。60mmマクロで寄りまくっても全然逃げません。というわけで、ヨダレをたらしながらオレンジ君の全身を舐めまわすように撮影。グフフフフ…。

それにしても鮮やかなレモンイエローに白地のラインが走った美しいそのボディ、ファインダー越しに眺めていて思わずため息が出てしまいます。

しかしあんなに強く見てみたいと願っていた子に、こうもあっさり会えちゃうとは自分でもちょっとオドロキ。「念ずれば通ず」というヤツでしょうか。

というわけで、今後もあんな子やこんな子に出会えるよう、貪欲に念じて生きたいと思います!!

嗚呼、煩悩の塊…。


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ボンボリほっぺ

どうも、アカオビハナダイです。

昼のニュースで沖縄近海を進んでいる熱低がもうすぐ台風になりそうといっていたのですが、いまだ熱低のまま。まあでも、明日はどのみちここら辺は大時化の模様。

今年は極端に台風が少ないから、たまにはこういった時化で海をかき混ぜてもらったほうが良いのでしょうが、何も週末に来なくてもいいのになあとブツブツ文句を言ってみたり…。

さてさて、今日も先日の奄美ネタをご紹介していきます。

昨日ご紹介した今が旬なマツリビハゼと同じ環境には、もう一種類とても可愛らしいイソハゼの仲間が同居しています。それは、「日本のハゼ」図鑑でイソハゼ属の1種-7と呼ばれている子。

この子も浅場の砂礫底の転石をひっくり返すと結構眼にする子で、1枚目の写真のようにマツリビハゼと一緒にいたりします。結構沢山いるのですが、この子はまだ未記載種な模様。

ちなみにこの子、全身は白っぽくて清楚な感じですが、鰓蓋付近は赤みを帯びていてそれがなんだかとても可愛らしい雰囲気をかもし出しています。a-kさんはそんな赤いホッペをボンボリに見立てて、この子にボンボリイソハゼという可愛らしい名前(仮称)をつけて呼んでいます。

そんな清楚で可愛らしい雰囲気を出すため、ピントを薄くしてフンワリした感じに撮影したのが3枚目。そしたらなんだか予想以上に可愛らしく取れちゃいました !!思わす自画ジサ〜ン!!

そんなかわいらしいホッペの子をファインダー越しにぐへへとヨダレを垂らしながら覗きつつ、そのうちこの子もa-kさんの名前が付いちゃったりしてと妄想を膨らまして楽しんだ次第でした。

おしまい。

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今が旬!!

どうも、アカオビハナダイです。
今日もじゃんじゃん放出していきますよ〜、奄美ネタ!!

この2回、夏が見頃な子達をご紹介してきました。どちらもこの時期がとてもアツい子達なのですが、今回はある意味その子達よりも今が旬な子をご紹介したいと思います。

そんな今日ご紹介する激アツな子はマツリビハゼ!!この子はもともと「日本のハゼ」図鑑でハゼ科の1種-13と紹介されていますが、今年の4月にめでたく「マツリビハゼ」という正式な和名が提唱されました。

しかも驚くことに新属新種!!さらにもっと驚くべきことは学名がPhoxacromion kaneharaiということで、種名にa-kさんの名が付けられていると言うことです!!ワオ!!

というわけで、a-kさんの名前のついたハゼをa-kさんのガイドで見せてもらおうということで熱烈リクエスト!!

この子達は砂礫底の転石の下に生息していると言うことで、a-kさんと一緒に岩をひっくり返すと即発見。結構いるもんですなあ。

ここで余談ですが、種子島でも同様の環境で岩をひっくり返して丹念に探すのですが、全く出会えません。やはり種子島と奄美は遠いか…。

ちなみにこのマツリビハゼ、婚姻色や興奮色になると背中の白い部分が赤みを帯びるということで、その状態を「祭り火」に見立ててこの和名が付けられたとか。

せっかくなのでこの「祭り火」状態の子を探したのですが、みんなのんびりしていたようで、結局「祭り火」状態の子には出会えずじまい。またこの子も来年最チャレンジですな。

でも、a-kさんの名前のついたハゼをa-kさんのガイドでじっくり見せてもらい、一人水中でニヤニヤしてしまうのでした。

おしまい。


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夏の夜の恋

どうも、アカオビハナダイです。
どんどんご紹介してきますよ〜。今回の奄美ネタ!!

今回のツアーでの一番大きな目的は昨日ご紹介したオイランハゼの求愛ホバリングだったのですが、そのほかのもう一つ大きな目的がありました。

その目的とは、今回ご紹介するニシキテグリの産卵。

この子達は夏のサンセットの時間に産卵することが有名で、昨年も8月末に伺ったときにa-kさんに連れていっていただいたのですが、シーズンも終わりの頃というのもあり、2〜3回観察できたものの写真は撮れず…。あう。

しかし今回はシーズン真っ最中の時期にツアーを組み、昨年観察したときの産卵シーンを元にイメージトレーニングも入念に行い、準備は万端!!

そして日没前にエントリーし、産卵ポイントの前でさらなるイメージトレーニングをしつつ、ニシキテグリを観察。

日没時間も迫り辺りが薄暗くなってくると、まずはオス達が姿を現しサンゴの周りをウロウロ。その後体の一回り小さなメス達も姿を現し、サンゴの周りをウロウロし始めます。

そしてオスは気になるメスに付きまとってアピール。気を許したメスはオスの胸鰭に乗っかるような体勢でオスに寄り添い、ペアでフワリとサンゴから浮かび上がります。

そしてサンゴから飛び立つこと2〜3秒、高さにして10〜15cm程度飛び上がったところで一気に産卵!!その後2匹は猛スピードでサンゴの中へ。

そんな感じで日没から数十分間、ニシキテグリ達の産卵は行われます。

今回はそんな産卵直前のペアでのホバリングシーンを撮影しました。入念なイメージトレーニングの甲斐もあり、なかなか良い写真も撮ることができました。満足満足♪

そんな中で個人的に「かなり面白いシーンが撮れたなあ」と自画自賛しているのが今回の2枚目の写真。最初は気付かなかったのですが、後日パソコンで画像を確認してみると、メスのお腹から卵がブリブリ放出されているではないですか!!いや〜、いい瞬間が撮れた♪

その他にも、体格の同じようなオス2匹がケンカしあったり、それぞれの産卵ホバリングを邪魔しあったりとなかなか面白いシーンを観察できました。来年はそんな瞬間も撮影したいなあと思ったり。

と言うわけで、来年もまたニシキテグリ産卵の様々なシーンの撮影にチャレンジしたいと思います。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。

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三年越しの恋や如何に・・・

どうも、アカオビハナダイです。

さて、先週で6月末の錦江湾ネタのご紹介も終了したところで、今回からしばらくは7月末から8月頭に行った奄美ネタをご紹介していきたいと思います。

今回の奄美ツアーでお世話になったのは、スーパーハゼガイドのa-kさん。一昨年からお世話になるようになり、夏の奄美ツアーは今年で3年目。

そんな毎年夏に奄美に通う大きな理由がひとつ。それは「オイランハゼの求愛ホバリングを見る!!」ということ!!

実は私がまだ20代の半ばだった頃、しばらく東南アジアをふらついていた時期がありました。そんな時に訪れたのがタイのタオ島。世界中からダイバーが集まる言わずと知れた超有名なダイバーズアイランド。

そのタオ島でのボートダイビングでは、バラクーダの群れやロウニンアジの群れ、そしてジンベイザメなど一生忘れることの無いであろうダイビングの経験をしました。

しかし最も印象に残っていたのがショップ前のビーチダイビングで見たオイランハゼの求愛ホバリング。その名に恥じぬ鮮やかなハゼの美しいホバリングシーンに思わず釘付け!!

それから何年も経ち、いつかまたあの美しい姿を見に行きたいなあと思っていたところ、たまたまネットで目に付いたのが奄美のa-kさんのHP。そこにはオイランハゼがホバリングしている写真がバッチリ掲載されているではありませんか!!

まさか鹿児島県内で見ることができるなんて!!そしていてもたってもいられずにa-kさんのもとを訪れたのが一昨年のゴールデンウィーク。そこで言われたのが、「オイランハゼの求愛ホバリングは真夏の一時期だけですよ。」あう…。orz

気を取り直し、一昨年と昨年は仕事がちょっと落ち着いた8月末に訪れるも、求愛の時期はもう過ぎてしまったとのこと。あうあう…。orz orz

ならばと思い、今年の夏は3度目の正直で仕事を無理やり休んで7月末にチャレンジ!!ホント、無理言って仕事休ませていただきました。関係者の皆様、その節はご迷惑をおかけしました…。

で。その結果はというと…、a-kさんの事前の入念な下調べのお陰もあり、見事求愛ホバリングを見ることができました!!ありがとうございます!!お陰様でなんとか求愛ホバリングの写真も撮影することができました。

しかし人間というのは欲深く出来ているもので、当初は見ることが出来ただけで満足だったのですが、あとから写真を見てみるともっとあんな風に撮影すればよかったと反省したり…。

とりあえずは3年越しの恋は叶ったということにしておき、今回撮影した画像をご紹介しておきます。もっと背景を考えて撮影すればよかったのですが…。詰めが甘いなあ。

また来年もチャレンジするぞ〜!!


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鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


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