鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

毎年恒例となってきました。

どうも、アカオビハナダイです。

珍しく早朝からブログを書いております。今回が今年最後の更新となるので、今回は毎年恒例となりつつありますが今年を振り返ってみたいと思います。

今年は仕事の都合で種子島から鹿児島本土へ異動となり、生活が大きく激変した年でした。

過去3年間はホームグランドの海を種子島と屋久島に定めて潜っていましたが、今年はもともと私がホームグランドとしていた錦江湾と、これまで潜ったことのなかった佐多の海を潜るように。

そんなわけで、まず1枚目は今年錦江湾を潜ってもっとも心に残った1枚をご紹介。これは7月31日の記事でご紹介した火山灰が降り積もって白化したサンゴとキンホシイソハゼ。

鹿児島の荒ぶる御神体「桜島」が大規模な噴火で大量の火山灰を降り積もらせた数日後に桜島の袂を潜ってみると、火山灰は海の中にまで積もっており、多くのサンゴが白化して死滅していました。

ここはまさに火山の海なんだと実感し、衝撃を受けた光景でした。

そして2枚目は今年から潜り始めた佐多の海。ここは錦江湾の湾口部にあたり、屋久島の北部から大隅海峡を流れる黒潮の分枝流の影響を強く受ける場所で、私は鹿児島本土で初めて見る子達とたくさん出会うことができました。

そんな中で出会えて最もうれしかったのは、10月30日にご紹介したアヤトリカクレエビ。

錦江湾にはアヤトリカクレエビの宿主となるナシジイソギンチャクは沢山生息しており、これまでこのアヤトリカクレエビを何年間も探してきましたが、すっと出会えずじまい。

ところが特になのも期待せずに佐多の海を潜っていたら、とうとうこの子を発見!!水中で思わずガッツポーズをした次第でした。

そして3枚目は毎年恒例となっている夏の奄美合宿での画像から、卵保護中のイロワケガラスハゼ。これは9月17日にご紹介したもの。

今年は色々な魚の卵保護や産卵行動に興味を持って撮影しましたが、やはり繁殖行動に勤しむ(特に卵保護中の)親魚の姿はなんだか神聖な雰囲気が漂っていました。

ただ、今回の奄美合宿はレンズの選択を間違えたかなとちょっと反省…。また次回、レンズを換えて望みたいなと考えているところです。

こうやって1年を振り返ると、今年も色々と感動をもらったなと鹿児島の海に感謝感謝。来年もまた、多くの感動をもらえますように…。

それでは皆様、良いお年を!!

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今年を振り返ってみまして…

どうも、アカオビハナダイです。

いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。今年も残すところあとわずか。このブログも今回の記事が今年最後の記事となります。

今年は東日本大震災という日本にとって未曾有の大災害が襲った年でした。津波のみならず、原発事故により未だに復興のめどの立たない地域もあり、それを思うとなんともやりきれない気持ちになります。

一方で被災地から偶然にも遠く離れた場所で過ごす私の周辺では被害というものはなく、ありふれた日常を当たり前のように過ごせることが実は本当に幸せなことなんだということを改めて感じさせられました。

お陰様で、私な幸せなことにこの一年も思う存分大好きなダイビングを楽しむことができました。そこで今回は、この一年間で記憶に残った画像をご紹介していきたいと思います。

まずは1枚目に、私がホームグランドとしている種子島で撮影した画像をご紹介。この子はチョウガイカクレエビ。

元々夏に屋久島でアコヤガイの中に生息していたのを見かけたのですが、その時は場所が悪くてまともな写真を撮れずじまい。その後も諦めきれずに探し続け、秋も深まった頃に種子島でようやく見つけたものです。

見つけたときは大興奮で、液晶画面でバッチリ撮影できたのを確認できたときは思わず水中でガッツポーズしてしまいました。いや〜、ホント嬉しかったなあ。

続いて2枚目は種子島と並んで私がホームグランドとして潜り込んでいる屋久島での画像をご紹介。

もともとガイドのしげるさんにコブシメの求愛・産卵行動が見たいとずっとリクエストし続け、今年の5月に産卵場となっている場所に連れていってもらいました。

そこには20個体程度のコブシメ達が集結して求愛・産卵・喧嘩などを盛んに行なっていたのですが、そのコブシメ達に混じって1ペアのトラフコウイカが産卵を行なっていました。

そのコウイカペアを観察していた時、なんとコブシメの♂達がコウイカ♀に猛アタック!!あげくの果てにはコウイカ♂を差し置いて、コブシメ♂がコウイカ♀に襲いかかって交接してしまいました!!

まさか異種交接しちゃうなんて…。あまりにショッキングな光景で、間違いなく今年最大の衝撃画像です。せっかくだから年賀状に使おうかなとも思ったのですが、あまりにアブノーマルすぎると思ってやめておきました…。

そして3枚目が毎年夏の恒例となっている奄美ツアーでの写真。大本命はオイランハゼの求愛ホバリングだったのですが、そちらは思うように撮れずしまい…。

しかしながら同じ場所で盛んに鰭を広げる婚姻色のタカノハハゼを発見。釘付けになって撮影をしていたら、鰭全開のアクビショットというミラクルな写真が撮れちゃいました!!ラッキー!!

こうやって振り返ってみると、今年はかなり充実したダイビングライフを送ることができました。来年も充実した年になりますように…。

それでは今年はこの辺で締めくくりたいと思います。今年一年、このブログを見てくださった方々に感謝感謝。来年もどうか当ブログを宜しくお願いします。m(_ _)m

それでは皆さん、良いお年を!!

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ベタですけれど・・・

どうも、アカオビハナダイです。

今日は珍しく朝イチから記事を書いております。本当は昨夜更新するつもりだったけれど、突発的な飲み会が入ってしまい、現在二日酔いの状態。

ちなみに今回が今年最後の更新になります。というわけで、ベタなんですけれど今年1年のダイビングライフを振り返ってみたいと思います。

まずは地元種子島でのダイビングを振り返ってみると、最も記憶に残ったのがハナイカのハッチアウト!!

まさかそんな神秘的な光景に出会えるとも思わず、大興奮しながら激写しまくり。その時の写真が今回の1枚目。

そして種子島と並んで私がホームグランドとして潜り込んでいるのが屋久島。この黒潮MAGICが繰り広げられるMIRACLE ISLANDでは、いつもお世話になっているガイドのしげるさんのおかげで本当にステキな出会いが沢山ありました。

先日のニチリンダテハゼやシシマイギンポ、流れ藻に着いたハナオコゼ等々どれも感動しまくりだったのですが、あえて1枚を厳選するとすればコブシメの産卵でしょうか。

巨大なイカ達が集まって繰り広げられる産卵行動は本当に幻想的で、息を呑みながら撮影しまくりました。その時の写真が今回の2枚目。

そして夏の恒例行事となりつつある奄美ツアー。最も印象的だったのが、長年恋焦がれていたオイランハゼの求愛ホバリングシーン。しかし満足できる写真はなかなか撮れず、来年の課題に持ち越しとなりました。

その他奄美ツアーではガイドのa-kさんのお陰でニシキテグリの産卵等大興奮な出会いが色々とありましたが、その中で最も感慨深かったのがマツリビハゼ。

この子は今年新種記載され、その学名の種名にはなんとa-kさんの名前が献名されています!!

そんな学名にa-kさんの名前のついたマツリビハゼをa-kさんのガイドで撮影するというのは本当に感慨深いものでした。その時の写真が今回の3枚目。

今年1年も本当に充実したダイビングライフとなりましたが、少々心残りだったのが私のダイビングの師であるD氏主催の三島ツアーに今年は1度も参加できなかったこと。

予約自体は4回ほど入れていたのですが、悪天候で行けなかったり仕事の都合でキャンセルしたり…。来年は絶対行くぞ〜!!

と、1年間を振り返ったところで今年最後の記事を終わらせたいと思います。

私のつたないブログを見てくださった皆様、本当にありがとうございました。来年もバシバシ鹿児島の海の魅力(魔力?)を発進していきたいと思いますので、来年もこのブログにお付き合いあただければと思います。

それでは皆様、良いお年を!!

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ナマコカクレエビ?

まだまだ続きます、屋久島でのお話。

河口でのダイビングを終えた後、次は何処を潜ろうかという話になりました。しかし波の高さが4mという大時化の中、一体潜れるポイントはあるのでしょうか?

そのとき、しげるさんからなんとか潜れそうなポイントは1箇所あるとのこと。ただし、しげるさん曰くかなりショボくてあまり潜ることのないポイントとのこと。

まあ時化は承知の上で来島したわけだし、この際潜れればどこでもいいやという気持ちでそのポイントを潜ることにしました。しかしいざ潜ってみると、しげるさんのガイディングもあってかなり楽しむことができました。今回からはその時のお話をさせていただきたいと思います。

で、(しげるさん曰く)ショボいポイントを潜っていたときのこと。しげるさんがすぐ傍にたたずんでいたジャノメナマコを指差すので、何気なく見てみると、その体の上にウミウシカクレエビが付いているではないですか!!

おおっ、ウミウシカクレエビのくせにナマコについてる!!変な感動をしつつその姿を激写。それが今回の1枚目。背景のジャノメナマコの模様が結構イカしてます!!

すると今度はしげるさんが(ニセ?)クロナマコを指差します。そこにはなんと、ナマコの体色と同化した全身紫色のウミウシカクレエビがいるではありませんか!!

初めて見るそのパターンの体色に、かなり感動を覚えつつ激写。それが今回の2枚目。しかし水中がかなりうねっていたせいで、砂が思いっきり舞い上がっていてかなり写りこんでしまいました。とほほ。また次回、撮影しなおさねば!!

でもこのカクレエビ、これまで坊津ではミカドウミウシやコウシンウミウシ等比較的大型のウミウシにくっついている所しか見たことがありませんでした。ちなみに今回の3枚目は、坊津で撮影したミカドウミウシに乗っている個体の写真。

屋久島ではナマコにくっつくこともあるんだな〜と思いネットで調べてみると、意外や意外、ナマコだけではなくウミエラなどにもくっつくんだとか。伊豆などではむしろナマコについているのをよく見かけるとか。

ちなみに私の友人も、今までナマコについている所しか見たことがないとのこと。それじゃあなんで、ウミウシカクレエビという名前が付いたんでしょう?タイプ標本がたまたまウミウシにくっついていた個体だったから??

ウミウシカクレエビの写真を見つつ、君は本当はナマコカクレエビなんだね〜などと考えてしまうのでした。

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オランウータン

まだまだ続きます、屋久島でのお話。

浅場を移動していた時のこと、ナガレハナサンゴの上でくつろぐオランウータンクラブを発見し、すかさず数枚を撮影。その時の写真が今回の1枚目。

その子を撮影していたとき、ふと坊津で時々見かけていたオランウータンクラブを思い出しました。その坊津での写真が今回の2枚目。mixiでそのうちご紹介しようと思いつつ、お蔵入りの状態になっていました。

両者とも体のサイズはほぼ同じくらい。(屋久島の写真ではレンズのリミッターのせいでかなり小さく写っています。)パッと見た感じも同じなのですが、特徴的なのは屋久島産は眼球が赤いのに対し、坊津産は眼球が白くなっています。

ネットでオランウータンクラブで検索してみると、どうも現在オランウータンクラブと呼ばれているものにも様々なタイプがあるようです。多分何種類かが存在しているのでしょう。

クモガニ属の一種(Oncinopus sp.)を総称してオランウータンクラブと呼ぶのであれば、この屋久島産も坊津産もオランウータンクラブと呼んで差支えがないかもしれませんが、いずれ分類が進めば多分別種扱いになるかと思われます。さしずめどちらかがオランウータンで、どちらかがチンパンジーとか??

いずれにせよ、早く分類が進んで欲しいな〜と思ったしだいでした。

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