鹿児島の海と共に

鹿児島をフィールドに潜り込んでいるダイバー「アカオビハナダイ」のブログです。鹿児島の海をご覧あれ!!

その瞳に映る世界は??

どうも、アカオビハナダイです。

三連休の初日となる今日は天気も海も絶好のコンディションで、心配していた台風19号の影響も無く佐多でダイビングを楽しむことができました。

しかしながら今度は台風20号がひたひたと迫ってきています。今後の動向がかなり気になるところ。願わくば特に被害も出さずにとっとと過ぎ去ってほしいところですが…。

さてここのところ最近錦江湾で撮影したネタをご紹介してきましたが、とりあえず最近の錦江湾ネタは今回が最後。今日ご紹介するのはトカゲゴチ。

浅場での減圧停止の最中のこと。体長30cm程度のトカゲゴチと遭遇。トカゲゴチは特に珍しい存在ではないのですが、遭遇するたびに彼(彼女?)の瞳に惹きつけられてしまいます。

何故惹きつけられるかというと、理由はその瞳の形。今回の画像を見てもらえれば分かりますが、彼らの瞳の上部は複雑に入り組んだユニークな形をしています。

私の師匠であるD氏の写真集「桜島の海へ」によれば、トカゲゴチは砂泥に体を埋めて獲物を待ち伏せるため、その瞳をも隠すためにカムフラージュしているとか。

ワニゴチやセべレスゴチの瞳も上部が複雑に入り組んだ形をしていますが、それもおそらく同じ理由なんでしょうね。

それにしてもいつも気になるのですが、そんなユニークな形の瞳でまわりの世界はどんな感じに見えているんでしょうか??

彼らの瞳を覗き込むたびにそんな疑問が頭をよぎるのでした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


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旬な時期ではなかった??

どうも、アカオビハナダイです。

この3連休、大時化のせいでどうやら多くのダイバーの方々が台風18号に泣かされているようですね。ただ、これから東海・関東方面に上陸する恐れがあるとの事。

すでに各地で大雨による被害が出ている模様。進路方面に在住の方々にはくれぐれも台風対策と台風の動向に気をつけていただきたいものです。

さて、今回も最近錦江湾で撮影したネタをご紹介したいと思います。

ここ最近、これまで潜ったことのなかった新しい泥場ポイントを潜り続けています。その理由が、今回ご紹介するハゴロモハゼ属の1種(「日本のハゼ」図鑑のP351の下部分に掲載されている子)。

この子は5年前に別のポイントで師匠のD氏に教えてもらって初めて見たのですが、私自身はこのハゴロモspを観察できたのはそのシーズン限りでした。

その後種子島で3年間を過ごし、昨年再び錦江湾で潜るようになって改めてかつてのポイントでハゴロモspを探しまくったのですが、結局昨年はその姿を見ることができず…。

ところが8月中旬、気まぐれでこれまで潜ったことのなかった泥場ポイントを潜ってみたら、期せずして5年ぶりにハゴロモspの姿をあちこちで拝むことができました!!

せっかくならばペアの画像を撮影したいと思い、それからこのポイントに通うようになり、ようやく愛想の良いペアを発見!!

ただ、愛想が良いといっても片っ方はちょっと臆病気味。大概ハゼのペアリングで臆病なほうがオスでして、そのパターンからしてオスだろうなというのが1枚目の子。そしてもう片方のなかなか引っ込まないメスと思われる子が2枚目。

で、ばっちりペア画像を納めたかったところですが、メスはふてぶてしいくらいに巣穴から離れてホバリングしているのに対し、オスは巣穴の入り口でずっとウロウロ…。おかげで2個体同時にフレーム内に収めるのがメチャメチャ難しい…。結局無理やり撮影したペア画像が今回の3枚目。

それでもなんとか撮影したぞ〜と大喜びで家に帰って画像をチェックしてみるとかなりガッカリ…。激濁りの泥場での撮影中、肉眼ではよく分からなかったのですが、ペアは雌雄とも発色してなくて地味なうえにお腹が凹んでガリガリ状態…。

う〜ん、時期的に暑すぎて夏バテ気味だったのかな??ハゴロモspにとっては旬な時期ではなかったのかな??確か5年前に発色の良い個体を撮影したのは11月頃だったような…。

そんな訳で、もうしばらく時間を置いてから改めてハゴロモspの画像撮影をチャレンジし直したいと思います。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


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馴染んできた名前

どうも、アカオビハナダイです。

今週の中頃に台風17号が過ぎ去っていった後、空気はより一層爽やかになり、朝夕も大分涼しくなってきました。台風が過ぎ去るたびに秋の気配がどんどん色濃くなっていきますねえ。

さて、今日も最近錦江湾で撮影したネタをご紹介していきたいと思います。

8月末からちょっと新しいポイントにハマっていて、今日もそのポイントでガッツリダイビング!!

その新しいポイントの浅場には泥に埋もれかかった状態の朽ちかけた大きな竹があり、その竹に寄り添うようにカエルアンコウ君がたたずんでいて、これまで私の減圧停止中の良い遊び相手になってくれていました。

しかし今日、減圧停止中に彼(彼女?)に会いに行くと、大きな竹ごと姿を消してしまっているではないですか!!ガーン!!

大した影響も無かったように見えた台風17号ですが、私の大切な遊び相手をどこかへと連れ去ってしまいました。おかげで楽しく過ごしていた減圧停止タイムが思いっきりつまらない時間に早変わり…。orz

今日はそんな在りし日のカエルアンコウ君の画像を3枚ほどアップ。どこかで元気にしてくれてると良いけれど…。

ところでこのカエルアンコウ、ご存知の方も多いでしょうが、かつては「イザリウオ」という和名が付けられていました。しかし2007年2月1日、日本魚類学会にて和名がイザリウオからカエルアンコウへと変更。

その改名の理由はイザリウオの「いざり」という表現が足の不自由な人を指す差別用語から付けられたという説があるためで、差別的標準和名を改名するということでカエルアンコウと改名されました。

そんな改名当時は私を含め多くのダイバーが馴染みの無い「カエルアンコウ」という名前に違和感を感じたものです。

しかしながら今回ご紹介した子をまじまじと観察していたら、本当にカエルみたいな魚だなあと感じたり・・・。特に今回の2枚目の正面顔なんてカエルみたいじゃないですか??もともと英名は「Frogfish」なわけだし、カエルみたいな様相からして「カエルアンコウ」という名前も悪くないですよねえ。

改名から時間が経つにつれ、私の中で「カエルアンコウ」という名前が徐々に馴染んできたんだなあとしみじみ感じた次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。



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寂しさを感じる頃

どうも、アカオビハナダイです。

今日で8月も最終日となりました。子供達の夏休みもとうとう明日までとなってしまいましたね。

昔は8月末になると夏休みが終わってしまうとかなり気落ちしたものです。そのせいか、なんだかちょっぴり寂しさを感じる時期でもあります。

そんな夏休み最後の週末、台風襲来かと数日前からやきもきしていましたが、結局最接近する前に熱帯低気圧に変わって足早に通り過ぎてしまいました。

風雨は時折激しく吹きつけていましたが、結局災害等も起こらずほっと一安心。できれば桜島の火山灰を綺麗に洗い流してほしいものですが…。

さて、今回も最近錦江湾で撮影したネタをご紹介。今回のネタも引き続き繁殖期ネタ。

浅場の砂地にて減圧停止中のとき、ヒメハゼが石の下を出入りしているのが目に留まりました。

最初のうちは特に気にもしなかったのですが、浅場をブラブラしているとあちこちでヒメハゼが慌しそうに石の下を出入りしている光景がやたらと目に入ってきます。

結局気になってヒメハゼが出入りしている石の下を覗き込んでみると、そこには石の裏にビッシリと生みつけられた卵が!!

卵保護中だったのね〜!!

しかもよくよく見ると、卵は発眼していてハッチアウト目前というカンジ。

それにしてもヒメハゼなんて浅場の泥っぽい砂地で沢山見かけるごくごく普通種なのですが、この時期にこんな風に卵保護するなんて全く知りませんでした。

よくよく見かける普通種でも、その生態はまだまだ私の知らないことばかりあんんだと改めて感じた次第でした。

これからはもっと普通種の観察にも力を入れなくちゃ!!

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。

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秋の気配

どうも、アカオビハナダイです。

日中はまだまだ暑い日が続きますが、最近なんだか空気が爽やかな感じになり、かなり過ごしやすくなってきました。夜には虫の合唱も聞こえるようになり、スーパーには秋刀魚や栗も出回るように。

やたらと暑かった今年の夏もそろそろ終盤で、いよいよ秋の気配を感じるようになってきましたね。夏が終わるのは少し寂しい気もしますが、これから始まる秋のシーズンもガッツリ楽しみたいものです。

さて、この週末は先日大爆発した桜島で潜ってきました。陸上は結構灰が積もっているのかなと思っていましたが、道路はロードスイーパーの活躍で拍子抜けするくらい綺麗になっていました。

先日の大爆発は全国ニュースでも結構大きく取り上げられていましたが、そのせいか不安に感じた観光客の宿泊キャンセルが相次いでいるそうです。

いやまあ、地元の人間にとっては桜島の噴火は日常のことですし、火山灰もいつも風下の地域には降っています。とくにそんな不安に感じる必要もないかと思いますし、観光客の皆様には躍動する桜島の雄姿をむしろ楽しんでいただきたいものです。

是非是非鹿児島においでくださいませ!!

さて、今回からはそんな桜島のふもとで取りためた最近のネタをご紹介していきたいと思います。今回のネタも、これまでのネタに引き続き繁殖期ネタになります。

今日ご紹介するのはクロイシモチ。湾奥の泥場の斜面にて、石と枯葉に身を寄せていた体長10cm近くありそうな大きな個体を見かけたのですが、なんだか妙に顎が膨らんでいました。

もしやと思い、じい〜っと観察してみると時折パクパクと開く口の中にはみっちりと卵が咥えられていました。よくよく見ると卵は発眼していて、ハッチアウトもぼちぼち近そうな感じ。

クロイシモチ自体は時々見かけるしレアな存在ではないのですが、口内保育を見かけたのは今回が初めてでした。いや、ただ全身真っ黒で地味な存在だからそんなに熱心に見なかっただけという話かもしれませんが…。

まあ、夏の時期に必死で子育てに励むテンジクダイのお父さん達には頭が下がる思いがしますね〜。我々人間も見習わなくてはと思った次第でした。

とりあえず今日はこの辺で。ではでは。


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鹿児島で生まれ育ち、鹿児島の海を潜り込んでいるダイバーです。鹿児島の海の素晴らしさを伝えられたらと考えています。


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